【商品開発】味噌から地域ブランドの可能性を考えた
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、みなさまのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!
さて昨日は、本棚にあった本を読み返していました。
「ない仕事」の作り方 単行本(ソフトカバー)
みうら じゅん (著)
この本の帯の「一人電通」というキャッチフレーズに魅かれました(笑)
このブログも、例えるならば目標は「一人日経MJ」です!
それでは、「売れるヒント」第122号です。
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■今日も、先日スーパーマーケットに寄った時の写真です。
ここ数年、全く自炊していない私は、味噌コーナーに久しぶりに寄りました。
最近は、味噌も種類がすごく増えていて驚きました(汗)
■味噌も、他のカテゴリーと同じように、低価格帯商品・中価格帯商品・高価格帯商品と分かれています。
低価格帯商品は、CMなどでもおなじみの味噌ですね。
そして中価格帯商品は「無添加」とか「塩分ひかえめ」など何らかの付加価値がついた味噌です。機能性味噌とでも言ったらよいでしょうか。
そして高価格帯は、いわゆるブランド味噌です。
■ここで参考になったのは、味噌は日本酒や米と同じように、「地域ブランド」が強いということです。
写真の「越後」とか「信濃」などから、名古屋の赤味噌、白味噌の西京みそなど、それぞれの地方でそれぞれの味の味噌が発売されています。
やはり生まれた地域の味噌の味が、好みの味になっているからでしょうか。
私も西日本出身なので、いまだに白味噌が美味しいと惹かれます。(すみません、逆に赤味噌は少し苦手です)
それは、ある意味、熱狂的な支持と言えます。
■このような本能的な嗜好性があるため、「地域性の活用」は、売れるヒントにつながるかもしれませんね。
味噌や米でなくても、商品の成分などの要素にでも、地域によって嗜好性が違うようなものがあれば、それを活用して地域性を出して訴求できるかもしれません。
また、話は逸れますが、「味覚」の他にも、似たようなものとして「方言」なども利用できそうですね。
地域性を盛り込むことでの可能性を、味噌から知らされたのでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスに、地域性の要素を盛り込むことはできないでしょうか。地元への愛着などの感情が動くことによって、熱狂的な支持を得られる可能性があるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!