売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】PB商品のコンセプトいろいろ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、みなさまのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!

 

さて、今日は美術館と映画館に行ってリフレッシュしました。この3か所です。

【特別展】琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ― - 山種美術館

株式会社伊勢半本店 紅ミュージアムー紅を見て、紅に触れ、紅を知る | 南青山骨董通りから紅の情報を発信

外を歩いていると暑かったですが…昨日も教養の勉強になりました。

 

それでは、「売れるヒント」第119号です。

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■前回の記事に続き、ローソンに行ったときの写真です。

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ナチュラルローソンの菓子シリーズに、ノンシュガーチョコレートが並んでいました。

 

チョコレート好きの私としては見逃せない商品です(笑)

 

■数年前から、ダイエットといえば、「糖質制限」となっていますね。

ライザップ経験者の話を聞いても、やはり「糖質」に気を付けるそうです。

また、もちろん成人病予防でも、糖質に気を付けている人が多いです。

 

ドリンクでも、お酒でも、「健康志向」ということで、糖質を減らした商品が出ていますが、チョコレートでもどんどん出ています。

 

この商品も、その流れに沿った商品だと思います。

 

■ここで注目したのは、安さを重視するPB(プライベートブランド)商品の中で、少し高めの糖質ゼロ商品を出している、ということです。

 

PBのチョコレートは、1袋100円というパターンが多い気がしますが、これは1袋137円となっていて、少し高くなっています。

「健康志向」の糖質ゼロが付加価値になっているということですね。

 

これから見て、これまでの「安さ一辺倒」のPBの時代は終わり、これからは「安い商品と、健康などの付加価値商品の組み合わせ」というPBの時代へ進んでいく、という流れを改めて感じました。

 

■もちろん、セブンイレブンセブンプレミアムのような、一貫して「高価格PB」路線もあり、それもいいと思います。

 

それに並行して、ローソンの「安いPB商品の中で、付加価値のある少し高い商品が加わっていく」という路線もありだなと思います。

 

PBをどのようなコンセプトにしていくか、ということについて考えさせられた、ナチュラルローソン糖質ゼロ商品でありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスについて、お客様にとっての立ち位置をどうするか、考えてみましょう。「高価格」「中価格」「低価格」など、様々なイメージがあります。競合との差別化を図るのが良いかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!