売れるヒント

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【企画力】サービスエリアの猫グッズ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、みなさんのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■土曜から北陸に車で行っていまして、日曜の帰りに新潟県妙高サービスエリアに寄りました。その玄関の写真です。

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猫グッズの大型ポスターが貼られていました。

 

■これは、どうやらイラストレーターの「瞬く」さんの猫グッズだそうです。

http://www.nanatairiku.jp/news.php?id=67391

「瞬く」さんのイラストは、SNSで話題沸騰ということです。

 

ネットでイラストのダウンロードが25万だそうで、すごいですね。

こういう人気の出方もあるんですね。

 

■ここで注目したのは、なぜサービスエリアで展開しているのかということです。

 

「瞬く」さんは新潟出身でもなく、青森在住とのことで、関係なさそうです。

また、妙高は猫が多い訳でもなく、名物でもないようです。

 

ただ、サービスエリアでの商品構成を考えてみると、「上手いなあ」と思いました。

 

■サービスエリアには、いろいろな商品が並んでいます。

 

定番としては、ご当地のお土産がならんでいて、歴史好きな男性に受けます。

スイーツなどのお土産は女性向けで、干し魚などは年配の方向けでしょうか。

極めつけは演歌のカセットテープも売っています。逆にサービスエリア以外ではなかなか見ないですよね(笑)

 

このように、多種多様な性別・年代向けの商品が並んでいるサービスエリアですが、動物に関する商品は少ないような気がします。

 

■このような中で、動物に関連するコンテンツ、特に愛好家の多い猫グッズを置くのは、新たな客層を増やすのに効果的な気がしますね。

どうして今まであまりなかったのでしょうかと思います。

 

今までは、その土地に関する商品という固定概念がありましたが、そのサービスエリアで独自の試みとして、人気イラストレーターグッズ、ということでも有りということを知らされました。

 

常識にとらわれない品揃え、ということを図らずも感じさせられた、妙高SAでの猫グッズでした。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの品揃えは、今までの常識にとらわれたものになっていないでしょうか。顧客本位で、本当に求められるものであればラインナップに加えてみる試みがあってもいいのではと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!