【陳列】入れ歯洗浄機に感心した話
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昨日は、仕事が早く終わったので、いつもの通勤路にある「1,600円カット」で散髪してみました。
広まっている某1,000円カットと似たような感じでしたが、少し時間が長くて丁寧でしたね。急いでいるビジネスパーソンよりは、ファミリー向けの感じでした。
今日は写真を撮り忘れたのですが、またいつか取り上げたいと思います。
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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■先日、ドラッグストアのマツモトキヨシに寄った時の写真です。
こちらはハミガキなどのオーラルコーナーです。
まだ入れ歯ではないのですが(笑)、「入れ歯コーナー」を通りました。
■何か大きい商品が置いてあるぞ、と思ったら、「入れ歯洗浄機」でした。
ハミガキや歯周病治療薬で有名な「デントヘルス」ブランドから出た、超音波入れ歯洗浄機のようです。
ドラッグストアのオーラルコーナーにこんな機械が陳列されるのは意外ですね。
■しかし、考えてみると、「これは上手い!」とうなる作戦です。
普通、このような入れ歯洗浄機は、家電量販店にあると思うのですが、考えてみたらご高齢の方はなかなか寄りませんよね。よほど必要に迫られた時しか行かない気がします。
また、総合スーパー(GMS)の生活用品コーナーにもありそうですが、たいてい上の階にあって、これまたなかなか寄らないような気がします。ホームセンターにしてもしかりです。
考えたら、普段ポリグリップなどの入れ歯用品を購入する、ドラッグストアのオーラルコーナーに並べるのが、一番目が付く方法なのだと思います。
■このように、他の場所に並べるのが常識である入れ歯洗浄機を、「ブランドのラインナップとして発売して並べよう」と発想したアイデアが、すごいと思いました。
常識のとらわれず、顧客の目線に立つということを、思い知らされた「入れ歯洗浄機」の展開でありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスを展開する場所は、顧客にとって最適の場所でしょうか?常識にとらわれず、もし別の場所に置けたならば、顧客の目線に圧倒的に届くならば、それも検討してみたいと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!