【キャッチコピー】トイレ洗剤から学んだ
みなさん、こんばんは。
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、みなさんのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!
さて、今日は終日所用で外出していまして、合間に歴史の本を読んでいました。
江戸時代の「不都合すぎる真実」 日本を三流にした徳川の過ち (PHP文庫)
八幡 和郎 (著)
最近、明治維新を低評価して江戸時代を高評価している本が続々出ているのですが、この本は逆にそういう論の反対を唱える本のようです。
両方の意見を照らし合わせてみたいと読んでいます。公平な視点を持ちたいものです。
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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■先週に、ドラッグストアに寄った時の写真です。
「ルックプラスまめピカ」という商品がありました。
新商品でしょうか?豆のデザインの容器が目立って、目につきました。
■こちらで「おやっ」と思ったのは、「尿ハネにはコレ」という大きい文字です。
詰め替え用パッケージでは、商品名よりも大きい字で、かなり目立ちます。
「尿ハネ」専用商品なのか、と思ってよく見てみると、そうでもないようです。
ちょっとした汚れを、まめにさっとひと拭きできる、トイレットペーパーに吹き付けてトイレシートより経済的、という商品のようです。
■このような商品内容を知ってから、「尿ハネにはコレ」というキャッチコピーを考えると、「上手いな~」と感じました。
この商品の特長はすごく良く、私も使おうと思っているのですが、例えば
「マメに拭き取り」とか「シートより経済的」
などをキャッチコピーにしても、引きが弱いかなと思います。
その点、「尿ハネにはコレ」と1点勝負の訴求だと、旦那や子供の尿ハネに困っている主婦が多いと思いますので、「そう、私も困っているの」と、インパクトが強そうです。
■やはり、このような1点勝負の尖ったキャッチコピーが「刺さる」のだと感じました。
市場に商品が飽和状態の現代では、ある意味狭く狙いを定めて、そこに売れてから徐々に幅広げしていく、という戦略が多い気がします。
「尖ったメッセージを発信していきたい」と感じた、トイレ洗剤からの気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、最も刺さる特長を1点勝負で、キャッチコピーを作ってみてはどうでしょうか。「ごく一部の人しか関心を示さないのでは」と思うかもしれませんが、その分鋭くメッセージが刺さって、そこから拡がることも期待できます。
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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!