【企画力】映画『終わった人』で見た「地方タイアップ」
みなさん、こんばんは。
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さて、今日は午前中に、映画『終わった人』の公開記念舞台挨拶に行きました。
今回も気づきがありましたので、本文に書きたいと思います。
そして午後は歴史勉強会、夜にはバイオリンコンサートに参加しました。今日も教養を磨く一日でした。
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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■日記でも触れましたが、今朝は映画『終わった人』の公開記念舞台挨拶に当選したので、観に行きました。
基本的に感動もの、勇気を与えられる映画なのですが、コミカルでしたので劇場内も笑いが多かったです。
■今回の映画を通して気づいたことは、「特定の地方とのタイアップはアリ」ということでした。
これは、先日の宇都宮の「キスできる餃子」にも通じるところがあります。 映画『終わった人』は、岩手県の盛岡とタイアップしているようで、まず劇場入り口で「盛岡ロケ地巡りマップ」と「盛岡観光マップ」を渡されました。
盛岡市の役所の人だったかもしれません。
そして、映画の中でも、いたる所に「盛岡の方言」「盛岡でのロケ」「石川啄木・宮澤賢治など岩手出身の作家」などが出てきました。
■このようなことを見て思ったのは、「岩手県の人は当然応援し、それ以外の出身の人は岩手県の認知度が上がる」ということです。
私は岩手県は電車で通過したことしかないのですが、「わんこそばしか知らなかったが、じゃじゃ麺で盛岡なのか」「美味しそう」とか、「こんな踊りがあるのか」など、勉強になりました。
ある意味、お金を払って岩手県の勉強をしに行ったようなものです(笑)
■しかも、なお良い点は、「地方創生はイメージがいい」ということです。
他の企業とのタイアップでしたら、「売らんかな」という気配が強くなることがありますが、「地方創生」であれば「公共の利益」の良いイメージです。
ですので、映画のイメージアップにもつながる感じがしますね。
■このようなことから、「特定の地方とのタイアップ」は、映画だけではなく他の要素にも取り入れたらいいのでは、と感じました。
いままでも地方とタイアップした映画は数多くありましたが、今回の『終わった人』は特にそれが前面に出ている感じがして、改めて効果を実感したのでした。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスを、他の何かとタイアップする時、他社商品などでもいいですが、特定の地方とタイアップというのはどうでしょうか?地方応援ムービーのイメージは社会貢献の良いイメージですし、何より地方が熱烈に応援してくれる可能性があるのでおすすめです。
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それでは、明日もビジネスを楽しみましょう!