売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】関西限定ミルクコーヒーを飲んで考えた

みなさん、こんばんは。

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、みなさんのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!

 

さて、今日の夕方に、出張に行っていた大阪から帰って来ました。

新社会人時代から6年間、大阪に住んでいたのですが、それから10年たって出張で行ってみると「こんなこともあったな」という発見がいまだにあります。おもしろいものです。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■日記でも書きましたが、大阪に主張に行ったときの、小さな気づきです。

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こちらは、自動販売機で見つけた「FIRE関西限定ミルクコーヒー」です。

 

■コーヒーでは珍しいものの、地域限定品は他でもよくあります。

ですので、ネタとしてブログに書こうか迷いました。

 

そうして調べているうちに、実は「限定」といっても、かなり長い歴史があるようなのです。

このプレスリリース自体が2009年と古いのですが、これによりますと「2003年9月から関西地域限定で発売」とあります。

 

かれこれ15年間、関西限定でリニューアルを繰り返しながら発売しているようです。これはすごいですね。

 

■その理由については、ホームページには載っていないのですが、ネットショップでは「関西人の嗜好に合わせ」と書いてありました。

 

また、缶コーヒーマニアの評価は、「甘党の人に大好評」とありました。

 

関西人が甘党かどうかはわかりませんが、ミックスジュースなどがあることから、ミルク味は好みなのかもしれませんね。

 

長年、関西限定で発売が続いていることからも、評価が高いことがわかります。

 

■このように、地域性に合わせた商品を作ると、嗜好に合ってロングセラーになる可能性が高まりますが、ここで注目したのは「限定性」ということです。

 

「関西限定」となると、出張や旅行で行った人は、ついつい試してみたくなります。

 

また、関西の人は、地元の味ということで、ついつい買ってしまうかもしれません。

 

■このように考えると、〇〇限定という商品は、外から来た人に対しても、地元の人に対しても、好感度が高くなるような気がしますね。

 

「〇〇限定」をあえて作るのもアリだな、と感じた、関西限定ミルクコーヒーの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、「〇〇限定」と、最適なターゲットに向けて、販路を狭めることができるものはないでしょうか?もしそのような限定品ができる環境であれば、試してみてはどうでしょうか?

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それでは、明日もビジネスを楽しみましょう!