売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【企画力】雨割クーポンは応用できそうだ

みなさん、こんばんは。

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、みなさんのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!

 

さて、今日は出張で大阪に来ています。

1週間位前に申し込んだのですが、往復飛行機と宿泊が付いて2万3千円位と激安で、驚きました!

普通に新幹線で往復すると、2万7千円で、それに宿泊費が加わるので優に3万は超えます。

「早く申し込む」という「時間の価値」が、想像以上に大きい、ということですね。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■日記でも書きましたが、今日は出張で大阪に来ています。

宿泊先の近くのダイエーに、夜食の買い物に行った時の写真です。 

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「雨割クーポン」 をやっているそうです。

 

■「雨の日」での集客には、小売店は悩まされる、という話はよく聞きます。

 

雨が降ると、当然外出は少なくなります。晴れた日に外出したいですね。

しかし、雨の日に来店しなかった分の全てを、晴れた日に替わりに来店するかというと、そうではありません。その分の需要は自然と減ってしまいます。

 

ですので、雨の日にいかに来店してもらうかが、お店の課題のようです。

 

■その課題に対して、「雨の日クーポン」は、百貨店でよくやっているのを聞きます。タカシマヤが有名ですね。

 

その場合は、「雨が降ったら、その日は〇%引き」「〇〇がサービス」という感じで、1日単位のようでした。

 

今回のダイエーの「雨割クーポン」は、「雨が降っている時間帯に使える」とあり、リアルタイムな感じなのが特長ですね。

これは、日常使いのスーパーマーケットということも影響しているのでしょう。

 

■ ただ、このチラシを見ていて、「狙いは違うところにあるのでは」と思いました。

あくまで想像ですが、「アプリをダウンロードしてほしい」という目的の方が大きいのかもしれません。

 

「期間限定」とあるので、「雨の日」にずっと注力していく、という感じよりも、「これをアプリダウンロードのきっかけに」という意味合いが大きいのかと感じました。

 

■もし、このような目的であれば、「梅雨割クーポン」「猛暑割クーポン」「雪割クーポン」「真冬日割クーポン」など、いろいろな天気に訴求できるかもしれませんね。「台風割クーポン」はさすがに難しいかもしれませんが…

 

このように、天気を味方につけて、「来店を訴求する」のに加えて「アプリも広める」というのも有りかな、と感じた「雨割クーポン」でした。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、天候に影響を受けるものはないでしょうか?それを逆手にとって、天候による販促施策を考えてみるのも、「売れるヒント」につながる可能性があるかもしれません。 

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それでは、明日もビジネスを楽しみましょう!