売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【商品開発】「うちのごはん」の「ひとりごはん」

こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、みなさんのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■先日、ファミリーマートに寄った時に見つけました。

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「うちのごはん」シリーズの「すきやき肉豆腐」です。

手軽なので以前はよく購入していました。(最近は料理自体ができていません…)

 

■ここで注目したのは、これが「1人前」の量ということです。

 

これは、私のような独身などの一人暮らしにとってはありがたいですね。

 

以前購入していた時には、たしか2人前だったと思います。しかも小分けになっていなかったと思います。

2人前は食べきれないので、半分は冷蔵庫で保存して、翌日食べていた記憶があり、ちょっと面倒でした。

 

■これはおそらくコンビニ向けの小容量パッケージなのでしょうか。

 

もしそうであれば、一人暮らしの人は、スーパーで買わずに、コンビニで購入する人が多くなりそうですね。

 

単純に1人前は2人前より半額だとしたら、2人前を購入する人よりも1人前を購入する人が2倍になると、同じ売上金額になります。

コンビニでこれが定番商品になっているということは、それ以上の需要を見込んでの開発ということになるのでしょう。

 

■また、それ以上に、お一人様の囲い込みを狙っているということもあるかもしれません。

 

これから一人暮らしが増えていく中で、スーパーやドラッグストアとの競争も厳しくなってきます。特にドラッグストアが食品を強化しているので、強敵になりますね。

 

コンビニとして、尖った特長をこれからどんどん出していくのかもしれない、と兆候を感じた気がします。

 

■コンビニのこれからの戦略を垣間見た、「うちのごはん」の「ひとりごはん」の陳列でした。

 

【今日の教訓】

自社の顧客は「どのような層なのか」「どういう特性があるのか」をよく知った上で、商品開発や品揃え、陳列やPOPなどすべてのマーケティングをするのが基本ということを、再認識させられました。

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それでは、明日もビジネスを楽しみましょう!