売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】目の疲れに栄養ドリンクで挑戦

みなさん、こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。

 

ビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!

 

今日の夜は、銀座で会社の懇親会がありました。

帰りに銀座のコリドー街を通ったら、若い男女で異様な賑わいを見せていて、驚きました(笑)

出会いのスポットとして有名なのは知っていましたが、熱気が違いますね! 

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■こちらは、先日ドラッグストアのココカラファインに行ったときの写真です。

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栄養ドリンクコーナーに、おなじみ「Q&Pコーワ(キューピーコーワ)」シリーズの新しいドリンクが陳列されていました。

 

■こちらは、「目の疲れに速攻ドリンク」「酷使した目に」と書いてあるように、栄養ドリンクの中でも「目の疲れ」に特化したドリンクのようです。

 

考えてみると、錠剤の保健栄養剤では「目・肩・腰に効く」というのは「アリナミン」を始めとして多くあります。

 

しかし、ドリンク剤では少数派ですね。ドリンク棚の隅に1品あるかどうか、という感じだったと思います。

 

■そういう状況ですので、「あまり売れない」というイメージがあったのですが、今回けっこう大々的に新発売の展開がされていて驚きました。

 

おそらく、スマホ時代での潜在需要がある、と期待してのことだと感じました。

 

今までも、「仕事でパソコン作業をして目を酷使する人」という一定の層にアピールしていましたが、今は「スマホを持つ人」が増加し続けていますので、さらに潜在需要への期待が表れているのでしょう。

 

■これを見て感じたことは、「潜在需要に対して果敢に挑戦している!」と感心してしまいました。

 

どうしても、すでにある需要に対して、各社が取り合いをする、という構図になってしまいがちです。

その方が、「全く売れない!(汗)」というリスクがありません(笑)

 

そんな中、こういう姿勢で発売した商品だからこそ、大々的に陳列してアピールをお店もしてくれているのかもしれません。

 

■どのくらい売れているのか、わかりませんが、今後のドリンク棚のフェイス数(並んでいる数)の変化を見ると、結果がわかります。

 

心の中で応援してあげたくなるコンセプトの商品、ということで、今日は取り上げた次第です。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、潜在需要に果敢に挑戦しているような新しいものはありますでしょか?あれば、その期待感を訴えると、大々的に取り扱ってもらえる可能性があるかもしれません。

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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!