【企画力】富山のローソンの日本酒品揃え
みなさん、こんばんは!
今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。
今日は、朝から富山に来ています。有名な著者の記念講演もあって、盛り沢山の1日でした。
本を持ってきており、移動中に読みました。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
佐藤 航陽 (著)
これは内容が深くて、読むのに時間がかかっています(笑)
しかし、これからの稼ぎ方・生き方のヒントが得られそうです。
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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■富山での所用が終わって、ホテルに向かう途中に、コンビニに寄りました。
昨日も取り上げた「ローソン」です。
(ひいきしている訳ではないのですが、最近取り上げることが多いですね…)
お酒を買った訳ではないのですが、お酒のコーナーの写真です。
■せっかく富山に来たので、「売れるヒント」を探そうと思っていました。
コンビニは全国共通で、地域の特長はさすがに無いかな、と思って探してみたところ、日本酒のコーナーで、東京と違う違和感を覚えたので、写真を撮ったという訳です。
「立山」と「剣岳」が並んでいますね。もちろん富山の山であることは、山登りが苦手な私でもわかります(笑)
■このコーナーでは、「まる」が置いてあったら隣は普通「大関」などでしょうか。
そこに、富山のお酒が置いてある狙いを考えてみました。
まずは、観光客に向けて、地酒を飲んでもらう訴求の意図かもしれませんね。
せっかくの観光地では、やはり地元ならではのものを食べたくなります。
たとえ時間がなくてコンビニだとしても、富山だと「ますの寿司おにぎり」とか「富山ブラックラーメン」など、旅行気分を味わいたくなりますね。
ちょうどそのような意図で、地酒なのかもしれません。
■それともう一つは、その地域の人の舌が地酒の味になじんでいて、地元の人のリピーターが多いので棚から外せない、という理由もあるかもしれません。
特にコンビニですと、売れ筋は置いて、死に筋は外しますので、残っているということは、地元の支持も強いのかなと感じました。
■最後に、地域貢献ということもあるかもと、考えてみました。
コンビニは、地方からすると、個人商店を経営難にする敵とみなされていた時代がありました。
これからの時代、このように地元の酒販店に貢献するような活動をして、地域密着型を目指いているのかもしれません。
■地酒を見たことで、想像がふくらみましたが、本当の理由は当事者の方にしかわかりませんね…
ただ、チェーン店でもいろいろなことができるな、と考えさせられた、富山のローソンでの買い物でした。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスが、たとえ画一的なものだったとしても、地元とからめて何か企画ができないかと考えてみましょう。根強いリピーターにつながるような、売れるヒントがあるかもしれません。
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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!