売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】なぜ乃木坂46は売れたのか

みなさん、こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。

 

今まで33記事を書いてきたのですが、カテゴリー分類を改めて確認してみました。

 

コンセプト 10記事

 陳列 6記事

企画力 5記事

POP 4記事

キャスティング 3記事

ネーミング 3記事

値付け 1記事

商品開発 1記事

 

これを、有名なマーケティングの4Pに当てはめてみると、

 

製品(プロダクト) →コンセプト・ネーミング・商品開発 14記事

価格(プライス) →値付け 1記事

販促(プロモーション) →企画力・POP・キャスティング 12記事

流通(プレイス) →陳列 6記事

 

となり、「価格」と「流通」が少ないことがわかりました…

このあたりからも気づきが得られるように、これから意識していきたいと、反省したところでございます(汗)

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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先日、某大手ドラッグストアに寄った時に見つけたものです。

  

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こちらの女性は、人気アイドルグループ乃木坂46白石麻衣さんです。

 

私は決して熱狂的なファンではなく、握手会にも行ったことがない者でありますが、テレビで時々番組を見るので知っております。

「まいやん」と呼ばれているそうです。また、雑誌モデルもしているそうです。乃木坂御三家と呼ばれていて、人気メンバーの一人とも聞いたことがあります。

 

それはさておき、ニベアのキャラクターに採用されているのですが、その事が言いたいのではなく、「なぜ乃木坂46は売れたのか?」が言いたくて、写真を撮った次第です。

 

まず1つ目は、「AKB48の公式ライバル」というコンセプトが秀逸であったと思います。これは、その当時から感心していました。

 

AKB48がヒットした後に、SKEとかNMBとかHKTとか各地に公式ライバルが出たのですが、あくまで似たようなタイプのグループで、やっぱりAKBかなという感じでした。

その後に出たのが乃木坂46で、これはAKBの元気な雰囲気とは違い、清楚な雰囲気を前面に出したグループだったのです。

 

この時私は、「秋元康さんは、女性アイドル市場を囲いこみにかかった!」と尊敬の念を抱いたものです。AKBが好みではない層を取り込み、女性アイドル界を制覇した感があります。

 

あえてライバルを作るのは、勇気がいることです。従来のものを否定することになりかねません。そこをあえて、他が出てくる前にライバルを作るのは、上手い作戦であり、壮大な計画だったのだろうと感じます。

そのような戦略を、店頭のマーケティングにも活かしてみたいと感じた次第です。

 

ちょっと長くなりました…また機会があれば2つ目以降の理由も話したいと思います。

ちなみに私は白石麻衣さん押しでは…

 

今日の教訓

あえて自社商品に自社商品のライバルをぶつけてみよう。そこに物語があれば、それぞれに応援する人があらわれる。

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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!