【キャスティング】無名の人を起用したワケは
みなさん、こんにちは。
今日は寒い祝日でしたね。
こんな日は美術館空いているだろうと思って、2ヶ所に行ってみたら、予想と違って混んでいました…
ブリューゲル一族の凄さに驚きです。親・子・孫と、一流の画家が続きました。日本でいう歌舞伎一門や落語家一門のようなものでしょうか。
パリの女性が憧れの的で、アメリカ女性も憧れていたそうです。生き方のかっこよさが印象的でした。
やはり、期間終了直前に行くと、混んでいるんですね。
展覧会が始まったら、すぐに行くのがポイントのようです…
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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ドラッグストアで、台所用品コーナーを歩いていると、こんな吊り下げ什器がありました。
この人、誰??
と、足が止まりました(笑)
調べたら、恵比寿にある和食店の店主だそうで、日本を代表する和食料理人との事でした。失礼いたしました…
それは置いておいて、このような商品には、普通は女性のママさんタレントとか、女性の料理人を起用しそうなものです。なのに、あえて知る人ぞ知る男性料理人を起用しているのが、考えたな~と思ったのです。
起用の理由を勝手に考えてみました。
このような形のバッグ(袋)は、保存バッグが多いのですが、これは「プチ圧力調理バッグ」だそうです。珍しいですね。レンジで簡単に調理できるそうです。
このコンセプトをより的確に伝えるために、あえて違和感のある本格料理人を使ったのかも、と推測もできます。女性タレントなら、今までの保存バッグと間違えそうです。
また、本格度、本気度を伝えるために、男性料理人の中でも、軽いイメージよりも真面目なイメージの料理人を起用したのでしょう。
キャスティングによって、受け取る人のイメージが大きく変わるということを、改めて感じたPOPでした。
キャスティングのミスによって、伝えたいメッセージが伝わっていない、ということがあればもったいないですね。慎重に考えていきたいと思います。
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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!