売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【POP】どのように思われたいか?を考えたい。私も商品も。

みなさん、こんにちは。

 

最近、このようなブログを記録していることもあり、マーケティングの新刊をよく買って読んでいます。

 

先日の日曜に、丸の内の丸善に行ったときに、パッと見てすぐ購入した本です。

 

お客さまには「うれしさ」を売りなさい 一生稼げる人になるマーケティング戦略入門

http://amzn.to/2pazzuN

 

佐藤義典さんの本は、昔から読んでいて、大部分揃っています。BASiCS理論という型を提供することで、いろいろな「売れる」現象がわかりやすくなります。

今回の新刊は、アイスの例など身近な例で、わかりやすく面白いです!

関心ある方は是非読んでみられたらいいと思います!

 

いまは店頭での「売れるヒント」を書き綴っていますが、このように読書から得られる「売れるヒント」も今後書いていきたいなと思っています。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

 

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今日もPOPについて、ドラッグストアでの気づきを書いていきます。

 

男性用化粧品コーナーで、このような商品を見ました。

 

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「あきらめるなよ、男だろ。」

「太く、濃い、人生へ。」

 と、ヘッダーシールに書いてあります。

 

キャッチーなコピーですね。

私も最近後頭部が気になっており、目につきました…

 

それより驚いたのが、1本2,000円という価格です。

シャンプーですよ!

私もサクセスシャンプーを使っていて、結構高いと思っているのですが、700円くらいです。

 

それを踏まえて、見てみると、いろいろなことがわかってきました。

 

まず、この商品は、医薬品などではない、普通の分類のシャンプーだということです。

普通のシャンプーと思われてしまえば「めちゃくちゃ高い」と思われてしまいます。

 

しかし、これが「リアップ」とか「カロヤン」という括りのイメージがついたならば、リアップ7,000円よりも、日ごろのシャンプーで改善されるなら安いかも、となりますね。

 

そういう意図が見える、キャッチコピーと思わずにおれませんでした。

だから、医薬品では無いので「発毛」と書けませんが、それを匂わせる絶妙な言い回しになったのでしょう。

 

キャッチコピーによって、どのようにお客様から思われるか左右される、という例ですね。

 

みなさんの商品には、「お客様に持ってもらいたいイメージ」を導けるような、適切な文言が書かれていますでしょうか?

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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!