売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【値付け】最近の目薬はびっくりするほど高い

みなさん、こんにちは。

 

改めて、このブログを書いている趣旨を、綴ってみたいと思います。

 

私は、社会人になって以来、製薬会社の営業職として、ドラッグストアに一般用医薬品を納入・陳列していました。

2年前には転職し、前職での経験を活かして、店頭マーケティング支援の仕事をしています。

 

その視点から、プライベートでいろいろなお店に寄った時に、「売れるヒント」を探し、日々記録しています。

 

毎日研究することで、少しずつでも成長していきたいと思っています。

また同時に、メーカーの営業の方、マーケティング部署の方、小売業の方、その他様々な方の「売る現場」の参考になれば幸いです。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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目薬をあまり使わない私ですが、久しぶりにじっくり眺めたら、びっくりするほど値段が高い目薬が多くなっています。

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一昔前までは、目薬といったら数百円のものばかりでした。

それが、数年前から、パッケージもキラキラして、1,500円位の高価格帯目薬がたくさん発売されました。

 

今では、ドラッグストアの目薬棚の上段には、そのような目薬が大量陳列されていますね。訪日外国人向けのインバウンド消費でも、よく売れているそうです。

 

考えてみると、このような高価格帯と低価格帯の二極化が、他でも見られます。

 

栄養ドリンクですと、古くは「リポビタンD」のような150円と、「ユンケル」のような高価格帯400円から上は4,000円まで、という風に二極化していますね。

鎮痛剤でも、300円位のものもあれば、一方で1,500円~2,000円の付加価値品もあります。

 

きっと、目薬も、そのような需要があるものとメーカーが目を付けて、開発したのでしょう。

小売店としても、売れると利益が大きいですし、お客様としてもそれで効き目が実感できれば有難く思うでしょう。

 

このような高価格帯商品を売り出すことができるカテゴリーは、他にもあるかもしれない、とヒントをもらいました。

 

教訓としては、

あえて高価格の値付けをしてみた時、どうしたらそれに見合う価値の商品になれるだろうか、を必死に考えるようになります。

それがゆくゆくはお客様のためになります。

高く売ることを前提として、商品の価値向上を考えてみましょう。

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それでは明日も、マーケティングを楽しみましょう!