売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】メッセージを言葉以外で伝える

みなさん、こんにちは。

 

今朝からくしゃみが続いています…とうとう今年も花粉症がやってきました。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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ドラッグストアの栄養ドリンクコーナーで、変わった商品を見つけました。

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「眼精疲労・肩コリに」効くドリンク剤のようです。 

「C」は当然、視力検査のマークですね。

 

これは3本パックのようです。3本をくるんでいるフィルムに、2本分の大きさで「C」が印刷されているのです。

 

最初は「なにコレ?」と思って近づいたのですが、「あ、視力検査のだ!」とわかると、「そっか、眼にいい商品なんだ~」と印象に残りました。

 

その後、一瞬「視力がよくなる」商品と思いましたが、「C」がぼやけていたので、「眼精疲労」なのだとわかりました。

 

これは上手いですね。

「眼精疲労」という言葉だけだとありきたりになってしまうところを、イラストでメッセージがシャープに伝わっています。

 

似たようなもので、老眼を改善する健康食品のCMも上手いと感じたことがあります。

見たことあるかもしれませんね。手に持ったモノを近づけたり遠ざけたりしているシーンです。

 

これは裏事情があって、老眼改善ということは医薬品ではないので書けないので、それをにおわせる表現をつくった、ということと聞いたことがあります。

 

文字だけの記載ではなく、工夫した表現を変えると、メッセージの伝わり方が変わりますね。 

みなさんの商品で、表現を工夫することで、メッセージをシャープにすることができそうなものはないでしょうか?

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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!