売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】これとこれを掛け合わせるとは!

みなさん、こんにちは。

 

だんだん暖かくなり始めていますね。

テレビCMでも、コンビニでも、桜のデザインのお茶が目立ちます。

ファッションと同じように、食品や日用品の店頭でも、季節を先取りするのが当たり前になっていますね。

そういえば、花粉症のCMも、かなり早く放映が始まります。これだけは憂鬱になるのですが…

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

 

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先日、マウスウォッシュと香水のコラボの話をしましたが、それに似たような陳列を見つけました。

 

 

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ムシューダの「ボタニカルの香り」版だそうで、マツモトキヨシでエンドに大量陳列していました! 

 

「ボタニカル」最近よく見ますね。

改めて調べてみると、「植物の」「植物由来の」という意味だそうです。

 

一方、「オーガニック」は、「有機栽培の」という意味だそうです。オーガニックの方が意味が狭いんですね。知らなかった。

 

私個人は「ボタニカル」の方が、レアなイメージがあったのですが、結構幅は広いようです。巧妙なイメージ戦略にはまっていたのかもしれません(笑)

 

それはさておき、ボタニカルは、シャンプーを始めとして、日用品や化粧品にも幅広く取り入れられていますね。

ボタニカル女子と言われたり、ボタニカルペンとかボタニカル柄トップスとか、流行が続いています。

 

その中にあって、「防虫剤×ボタニカル」は意外な感じがしました。ボタニカルな香りの防虫剤とは、押し入れがどうなるのか、ちょっと想像していまいます。

ただ、「それも意外にアリなのかな」という気持ちになる、絶妙のところのような気がします。一度試してみようかな、という気持ちになりますよね。そこはメーカーの狙い通りなのかもしれません。

 

これが、「殺虫剤×ボタニカル」「ごみ袋×ボタニカル」とかになると、奇をてらった感じになって、メーカーのブームに無理やり乗った感が出ている感じがします。

 

ブームに乗ったコラボのコンセプトを考える時は、「奇抜すぎる」までは行かない、絶妙なバランスが必要だな、ということを感じた次第です。 

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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!